切り戻しとは?

回答で、

「桜の方は1mくらいの苗木ですが、地ぎわから40cmくらいで切り戻してやってください。」

とありますが、素人に対して2点ほど補足をした説明が良いと思います。

「40cmくらいで切り戻して」 ⇒ 「40cmくらいで切り落とす」方が自然、素人に分かると思います。

「戻す」の意味が分かりません。

それと、切った後の切口の処理を説明した方が良いと思います。

さくらは剪定した後、切り口から腐る、病気になりやすいと聞きます。

どんな薬を塗ればよいのか記載すれば、なお親切と思います。



こんにちは。

この度はお問い合わせありがとうございます。

花ひろばオンラインの高井 尽 (グリーンアドバイザー)です。

どうぞよろしくお願いします。

「切り戻し」と「切り落とす」では切るという行為は同じで、「切り落としてください」の方がわかるのかもしれません。

行為は同じなのですが、なぜか昔から切り戻し剪定って言ってしまいます。

どうして切るのかの意味が「戻す」に含まれているので、「切り戻す」の方が正確だと思います。

枝や主観を一旦短く「戻す」ことで、枝の分岐をさせ花を増やすのと、樹勢(木が勢いよく育つ力)を回復させて、来春から勢いよく枝を伸ばします。

そういえば、普段「切り落とす」っていう言い方を使っていたっけ?

と思ったので、ここ1年くらいの過去のメール送信履歴で、「切り落とす」で検索してみましたところ、無駄枝を切り落とすとか、病気の枝ごと切り落とす、とか、取り除くような意味合いで「切り落とす」と使っていました。

切り口にはトップジンMペーストなどの癒合剤(傷薬)か、接ぎロウなどを塗り込んでおくと、枯れ込みや病気の侵入を予防できます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


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