鉢植えの桜の剪定方法と、頂芽優勢

桜と紅葉のご質問です。


教えてください。

家が小さく、庭もありません。これからも鉢植えで育てて行きたいと思っています。桜、楓とも盆栽で育てるのが比較的簡単と知り今回購入しました。

そこで、伸びていく木々を伸ばさずに、綺麗に花を付けさせるにはどうすれば良いでしょうか?特に剪定が分かりません。

今後も10号の鉢で育てようと考えています。大胆に剪定をしても良いのでしょうか?

街頭で時々、銀杏の枝を大胆い切り落として居るのを見ます。エッ!そこまで切り落とすの?と思いますが、春にはちゃんと葉が出てきます。

送って頂いた桜は比較的に枝がありません。一方、楓は枝が沢山あります。どこまで大胆に剪定をすれば良いでしょうか?

よろしくお願いします。



(写真は桜のイメージです。)

こんにちは。

この度はお問い合わせありがとうございます。

花ひろばオンラインの高井 尽 (グリーンアドバイザー)です。

どうぞよろしくお願いします。

桜も鉢植えで咲かせることができます。

桜の方は1mくらいの苗木ですが、地ぎわから40cmくらいで切り戻してやってください。

紅葉の方はそのままの樹形でしばらく楽しんでみましょう。

鉢植えですと根の大きさが制限されるため、鉢に応じた大きさにしか自然と大きく育たなくなります。

植物はすべからく葉の付け根に新芽があります。

主幹でも枝でもかつてはその辺りに葉がありました。

芽吹く必要がない樹冠内部や下枝の方の新芽は休眠芽になり、必要がなければ芽吹きません。

植物には頂芽優勢という性質があります。

枝先などの先端の芽や上の芽が頂芽と言いますが、先端の芽や頂点の芽が芽吹き育つ性質です。

主幹を切り詰めると、その切り詰めたすぐ下の芽が頂芽となり、休眠していた芽でも芽吹き始めます。


この度は、お問い合わせありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


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